- ビジネス書って挫折しちゃうんだよな
- あれ?あの本なにが書いてあったっけ
- 読んだのに身に着かない!
こんな悩みを持っている方、
1日20冊の本を読むメンタリストDaiGoさんの『知識を操る 超読書術』で解決できます!
無駄な読書をしてしまう人や、効率良く知識を入れたい人はぜひ参考にしてください。
目次
『知識を操る超読書術』を読んだきっかけ
何か新しいことにチャレンジをするため、まずは学びとして読書をしようと考えていたところ発見。
マンガは毎日読んでいる私ですが、ビジネス書は大の苦手です。
読み始めるとすぐ眠くなってしまいます。
それでも知識を学びたい!という意欲はあるので、無理やり読書しています。
読み切ったあとは、
「あれ?結局この本なに?」
といったように「読んでよかった!」と思うこともなければ、活用できた経験もほとんどありません。
今まで面白いと思った本は1冊だけ。
DaiGoさんの『人を操る禁断の文章術』です。
同じくDaiGoさんの『知識を操る超読書術』をフラフラしていた本屋で見つけました。
なんとなく面白そうだしこれなら読めそうかも、と今後の読書のきっかけになればと読むことにしました。
この出会いのおかげで文字通り、読書を知識として活用できるようになり、「新しいことへのチャレンジ」もできました。
要約
超読書術は、
- 読む準備の仕方
- 記憶に残る読み方
- 知識を活用するためのテクニック
これら3つのことです。
特に本を読む前の準備が大切。
知識として使えるかの7割は決まるとのことです。
準備として紹介されているのが、次の3項目。
- メンタルマップ
- キュリオシティ・ギャップ
- セルフテスト
順番に解説していきます。
メンタルマップ
読書の目的を整理し、集中力を高める方法。
- なぜ、この本を読もうと思ったのか
- この本から何を得たいのか
- 読んだあと、どうなりたいのか
これを書き出して、読書中に確認できるようにしておきます。
ネットで本を買う方、なんで買ったか忘れちゃいませんか?
思い返すと私はしょっちゅう忘れてます。
なにか目的があって、買う決断をしているはずなんですよね。
メンタルマップを確認しないまま読むと、当然なんとなく読みになってしまいます。
「キュリオシティ・ギャップ」でもメモを使うので、スマホやタブレットのメモアプリを使うのが手軽で良いと思います。
私は足や机の上にスマホを置いて、確認やメモをするときにに片手で操作しながら読書しています。
キュリオシティ・ギャップ
知らなかったというギャップをうまく使って記憶に定着させる方法。
- 読む前にその本について、すでに知っている内容を書く
- 新しく知った内容を書く
これだけです。
知らなかった!という思いが強くなり、好奇心が高まる。
結果的に、強く印象に残り記憶にも定着します。
また、「スキミング」にも役立ちます。
スキミングとは本書で解説している「飛ばし読み」のテクニック。
物理的に読む量を減らすために、興味を持っているところだけ読みましょうというものです。
自分が知っている内容を整理できるため、「第3章は読む必要ないな」とか「2章は4章がよかったら読もう」といったような判断ができるようになります。
セルフテスト
読書が上手にできない原因はすでに判明しています。
- 十分な時間とモチベーションが足りない
- 集中力の維持ができない
- 読むスピードが速くならない
といった原因です。
また、その対策ももうわかっているので自分にあてはまるところは確認しておいてねという内容。
ここを読み終えると、読書前の不安が取り除かれてスッキリしました。
安心して読書しよう!という気持ちになれます。
ここまでで知識が身に着く読書が7割完成してしまうとのことです。
残り3割は、読み方やアウトプットの仕方になります。
特に役立ちそうな項目を紹介します。
スキミング
いらないところは読まないという方法。
眼筋を鍛えたところで対して読む速さは変わらない。
なので物理的に読む量を減らしましょうということ。
自分が何を手に入れたいか?を考え、表紙や目次から気になる章を選んで読む。
せっかくこんなにページがあるのに!と思いますが、たしかに自分にとっていらないところってありますよね。
必要のないところを読むことによって、集中力が落ち、興味もなくなってきて読書を挫折してしまうなんてこともあります。
それこそお金の無駄です。そして時間も浪費してしまいます。
なので効率良く本を使いましょうねということです。
テクニカルターム
説得力が増すアウトプットのテクニック。
知識の定着にはアウトプットすることも重要です。
よく「人に説明できるように読む」なんて言われていますよね。
説明しなきゃと思うとしっかり読もうと思うし、実際に説明すると知識が整理されて記憶に残ります。
そこで使うのがテクニカルターム。
ここまで専門用語がたくさんでてきましたよね。
知らない言葉に対して、え?なにそれ?どんなもの?と興味を持ちます。
説明するときに専門用語出して相手を惹きつける、そしてそれを説明するようなアウトプットをすると良いですよというのがテクニカルタームです。
たとえ話を加えられるとさらに説得力がアップします。
この人話すの上手だな~とか、詳しいな~と思う時、テクニカルターム使われてますね。
DaiGoさん自身も話すときによく使っています。
説得力増しますよね。『超読書術』の内容もたしかに上手に書かれているなと思います。
視覚化読み
ビジュアル化して読むことで知識を定着させる方法。
視覚的に覚えるておくと、あとで知識を引っ張ってきやすくなります。
でも文字ばっかりをどうやってビジュアル化するの?と思いますよね。
DaiGoさんはマインドマップを活用することをおすすめしています。
マインドマップとはテーマやトピックの情報を線で繋いで分岐させていくアイデア整理の手法。
超読書術→視覚化読み→ビジュアル化で定着→マインドマップを活用
といったように人に説明することを想定して作るとさらに良いそうです。
この構造を「見た目」で覚えておくと、ワードから知識を芋づる式に引っ張ってこれるようになります。
レビュー
上手に本を読む方法が書かれていると思っていました。
実際の内容には、読書で得た知識の活用までが書かれています。
読書の準備から活用までがこの1冊で完結。
『超読書術』を読んでDaiGoさんのように1日20冊読めるかと言えばなれないでしょう。
ですが嫌々本を読もうとしていた読書恐怖症の私でも、今は前向きに「本を読みたい」と思えるようになりました。
無駄な読書から卒業できる本です。
読書苦手な方、読んでも内容を忘れてしまう方へおすすめです。