写すだけ!退職届・退職願の書き方 用紙や封筒の選び方も

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転職

退職届・退職願の作成方法が全くわからないという方がほとんどです。

非常識なものを作成してしまうと転職先での評価に影響する可能性もあります。

そこで今回は退職届・退職願の書き方をわかりやすく紹介します。

マナーを守って正しく作成し、賢い退職をしましょう。

写すだけで簡単に内容を書けるテンプレもあるのでご利用ください。

ぜひ参考にして円満退社をしてくださいね。

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準備するもの

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  • 封筒
  • 用紙
  • ペン
  • 印鑑

以上の4点を用意しましょう。

どのようなものを準備すれば良いか紹介していきます。

封筒

以下の形式を使います。

  • 無地の白いもの
  • 郵便番号枠のないもの

おそらく白い封筒は普段あまり使わない方が多いと思います。

あらたまった場面で使うのが白い封筒。

失礼のないように封筒選びから気を付けましょう

ちなみに私の周辺のコンビニやスーパーでは売っていませんでした。

本屋やホームセンター、100均の事務用品売り場には置いてあります。

 

サイズは以下のものを選びましょう。

  • 長形3号(120x235mm)
  • 長形4号(90×205mm)

長3封筒や長4封筒と呼ばれることもあります。

サイズは小さめであれば上着の内側に入れることができ、受け渡しもコンパクトになりますね。

そのため長形4号をおすすめします。

用紙

「便箋」を使います。

一般的な形式は以下の通りです。

  • シンプルな白(柄なし)
  • 罫線の有無は問わない(ただしシンプルな線のもの)
  • 縦書きのもの

便箋は封筒の大きさと合わせる必要があります。

以下のサイズを選びましょう。

  • A4便箋(210×297mm):長形3号
  • B5便箋(182×257mm):長形4号
  • セミB5便箋(177×250mm):長形4号
  • 色紙判(177×230mm):長形4号

おすすめは罫線のあるB5便箋です。

コンパクトな長形4号の封筒に合わせてB5便箋を使用するのがいいですね。

罫線がある方が綺麗に仕上がります。

筆記用具

  • 黒のボールペンまたは万年筆

鉛筆やシャーペンは他人が修正できてしまうため使ってはいけません。

消えるボールペンも同様の理由でNGです。

筆ペンやサインペンは字が潰れてしまう可能性があるので避けましょう。

ボールペンや万年筆が一般的でスマートになります。

印鑑

  • 認印または三文判

シャチハタのような朱肉がいらないものは認められません。

拇印が認められるケースもあるようですが、トラブル防止のため避けましょう。

実印も認められますが、取締役でもない限りは認印か三文判で十分です。

 

書き方

退職届と退職願どちらを選べばいい?

2つの書類の違いは下記の通り。

  • 退職届:提出後は撤回できない。会社が退職交渉に応じない場合や何が何でも退職する場合に使う。
  • 退職願:提出後の撤回ができる。退職を念頭に交渉していく場合に使う。ただし撤回は社長や人事部長が受理するまでに限る。

基本的には「退職願」を提出して円満退社をすることをおすすめします。

退職届は会社が対応してくれない場合の最終手段と考えましょう。

退職願の書き方

下記を確認しながら書きましょう。

文言は決まっていますが、図の文章を写せば問題ありません。

 

Check

1.一行目の中央に「退職願」と書く

2.二行目の一番下に「私事、」として書き始める  ※「、」を忘れないこと

3.理由は必ず「一身上の都合」とする

4.一行空けて、提出する日付と所属、自分の名前を書く ※社長の名前より下になるように下げて書くこと

5.会社の正式名称と代表者名(社長)を書く    ※「殿」を忘れないこと

6.自分の名前の下に認印や三文判で捺印する

退職届の書き方

こちらも文言は決まっています。

下記を確認しながら、図の文章を写せば問題ありません。

 

Check

1.一行目の中央に「退職届」と書く

2.二行目の一番下に「私事、」として書き始める  ※「、」を忘れないこと

3.理由は必ず「一身上の都合」とする

4.提出日付と自分の所属、名前を1行空けて書く ※社長の名前より下になるように下げて書くこと

5.会社の正式名称と代表者名(社長)を書く    ※「殿」を忘れないこと

6.自分の名前の下に認印や三文判で捺印する

図解でわかる封筒への入れ方

退職願・退職届を封筒に入れる際にもマナーがあります。

図を参考に正しく入れましょう。

封筒の書き方

黒のボールペンや万年筆で書きましょう。

  • 封筒の表面の中央やや上あたりに「退職願」もしくは「退職届」と書く
  • 裏面の左下あたりに「自分の所属部署」と「自分の名前」を書く

名前まで書けたら封筒への記入は完成です。

退職願封筒

退職届封筒

封筒への入れ方

説明のため用紙右上にブルーの三角マークをつけています。

  1. 退職願・退職届の下3分の1を折り返します。
  2. 上3分の1を折り返します。
  3. 用紙の右上が封筒裏側の右上にくるように入れます。

 

折り目はしっかり付けましょう。

封筒の封はしてもしなくてもOK。

私は封をしないことをおすすめします。

相手がその場で内容を確認することもあるためです。

ただし封をしなくとも封筒のフラップ(折り返し部分)はしっかり折りましょう。

完成した封筒は提出直前までファイルに入れて保管するのが良いですね。

 

郵送する場合

会社から郵送の指示・許可がでた場合は郵送しても問題ありません。

基本的には病気やケガなどにより持参することが困難な場合に限ります。

「直接渡すのは気まずい」「会社に行きたくない」といった理由だけで郵送をするのは非常識となるので控えましょう。

 

おわりに

あなたの行動は転職先や今後関わる人に伝わる可能性があります。

非常識な行動はせっかく築いた人脈を失うだけでなく、転職先での評価にも影響します。

退職を上手く今後に繋げるのが賢いやり方ですね。

マナーを守って正しく辞めることで退職後の人生を円満に歩みましょう。

最後までありがとうございました。

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