メモリは快適にパソコンを使うために重要なパーツです。
容量が足りないと、アプリの起動やファイルの読み込みが遅くなったり、動作がカクついたりすることがあります。
今回はできるだけわかりやすく、簡単に「メモリ」について紹介します。
- どれを選べばいいかわからない
- 難しいスペックの話は苦手
- 最適なメモリ容量を見つけたい
といった方は、ぜひ参考にしてPCライフを満喫してください。
パソコンにおけるメモリの役割と重要性
メモリはデータの読み書きが役割となっています。
性能が高いほどデータ処理が早いです。
また容量が大きいほど複数のことができたり、大きな処理が可能。
メモリが不足すると、アプリの切り替えやブラウジング、資料作成などの動作が遅くなり、フリーズすることもあります。
ビジネスや学習、ネット閲覧、動画視聴など、あらゆる作業に関わる重要なパーツです。
パソコンのメモリ容量はいくつが最適?
メモリ容量は、パソコンで何をするかによって適したものを選ぶことが大切。
容量が大きいほど無制限に快適性が高まるわけではないからです。
大きすぎても、パソコンがメモリの性能を使い切ることができません。
たとえば、メールやネット中心の人と、動画編集やゲームを行う人とでは必要な容量が大きく異なります。
コストもかかるため、自分に合ったものを選びましょう。
【8GB】日常的な作業に! 予算を抑えたい人向け
8GBのメモリ容量は、家庭用・ビジネス用で十分な容量です。
メール・ネット・動画視聴といった日常作業や、WordやExcelのような一般事務作業に最適。
4GBでは最低限の軽い作業ができますが、8GBでは同時に複数アプリを使うこともできます。
しかし重いアプリの使用や、インターネットで複数のページを開くなどすると足りなくなることも。
とりあえず低予算でパソコンが欲しい場合は、おすすめの容量です。
【16GB】標準的なビジネス用途を快適に!
16GBは、コストと快適性のバランスが非常に良いです。
最近では標準的になりつつある、人気の容量となっています。
一般的な事務用途から、写真編集・軽めの動画編集・ゲーム・オンライン会議などをスムーズに行いたい人におすすめ。
複数のアプリを同時に立ち上げても余裕があり、長く使える構成です。
コストパフォーマンスも高く、迷ったら16GBを選ぶとよいでしょう。
【32GB】ゲーミングPCやクリエイティブ用途に最適!
32GBのメモリは、4K動画編集や3Dモデリング、大量のデータ処理などを行う人向け。
ゲーミングPCやクリエイターPCでは、標準となりつつある容量です。
例えば、動画編集ソフトを使用しながら、同時に画像編集ソフトや3DCGソフトを動かしたい場合に、32GB以上があると快適に作業ができます。
複数の作業を同時に行っても快適に動作し、ビジネスやクリエイティブ業務で強い味方になります。
将来性も考えて、余裕を持った構成を求める方にもおすすめ。
【64GB】専門職やプロクリエイター向け!
64GBのメモリは、AI処理や科学技術計算、大規模な映像制作など、非常に高い処理能力が必要な方に適しています。
一般用途ではオーバースペックですが、プロフェッショナルな現場では安定性と処理速度を発揮。
負荷の高い作業を並行して行うクリエイターや、最新のハイエンドゲームを高解像度でプレイする方にも向いています。
専門的な用途をするなら、64GB以上のメモリが必要です。
8GBと16GBどちらがおすすめ?
長く使いたい人やストレスなく快適に使いたい人には、16GBのメモリをおすすめします。
8GBはパソコンを日常的に使うだけなら十分ですが、必要最低限の容量です。
容量が足りない場合、特にノートPCでは後からメモリを増設できないことが多く、買い替え以外に対処できない場合があります。
予算に余裕があるなら、最初から16GBを選ぶ方が安心です。
とことん予算を抑えたい方や、あまりパソコン使わなそうという方は8GBが向いています。
ですが多くの方には、ストレスなく快適に使っていくことができる16GBがおすすめです。
パソコンにおすすめのメモリ容量
パソコンのメモリ容量は、ビジネス用途では「16GB」がおすすめ。
Webブラウジングから一般事務やオンライン会議、ある程度の画像や動画編集まで、幅広い作業が快適にできます。
日常用途程度でそれほど使わない場合は、現状では8GBあれば不足なくほとんどの作業が可能。
クリエイティブ作業や高負荷のマルチタスクには、32GB以上がおすすめです。
用途 | 推奨容量 | 特徴 |
ネット・メール・動画視聴・一般事務 | 8GB | 一般的な用途に十分 重い作業やマルチタスクでは不足することも |
一般事務・オンライン会議・動画編集・ゲーム | 16GB | 一般的な作業が快適 マルチタスクにも余裕がある |
高負荷のクリエイティブ作業・最新ゲーム | 32GB | クリエイティブ作業やゲームが快適 ある程度の高度なマルチタスクにも |
高負荷のマルチタスク・ハイエンドゲーミング | 64GB | プロフェッショナルな用途向け 高負荷のマルチタスクに対応可能 |
パソコンのメモリ増設に関する注意点
パソコンは、後からメモリを増やせるものも多いです。
増設を考えている場合は、購入時にメモリスロットの数や増設可能な上限を確認しましょう。
ノートPCのような一部のモデルではメモリが固定されているため、増設が難しいこともあります。
注意したいのが、自分で増設すると保証対象外になってしまうこともある点です。
自己責任となるため、よく検討しましょう。
またメモリの種類や仕様によっては、PCが正常に動作しないことがあるため、確認が必要です。
まとめ
メモリはパソコンの快適性を大きく左右する重要なパーツです。
容量が大きいほど複数のことができたり、大きな処理が可能。
自分の用途に合った、最適な容量を選びましょう。
- 8GB:一般的な作業には十分。予算を抑えたい方におすすめ。
- 16GB:複数アプリでの作業も快適。標準的で人気の容量。
- 32GB:クリエイティブ作業やゲームも快適。
- 64GB:プロフェッショナル向け。専門的な用途に。
ぜひ参考にして、PCライフを満喫してください。
以上最後までありがとうございました。