世界シェア1位のパソコンメーカー「Lenovo」。
ノートPCで有名な「ThinkPad」から「Legion」や「LOQ」といったゲーミングPCも取り揃えています。
この記事では、お借りした「Legion Tower 5i Gen 8」の性能や評価について紹介していきます。
ぜひ参考にして、ゲーミングライフを満喫してください。
Legion Tower 5i Gen 8のスペック
✅PCIe4.0のSSDでロードが速い
✅最新規格のDDR5メモリで高速
✅RGBライティング対応でかっこいい
✅コストパフォーマンスが高い
✅カスタマイズ時もコスパが優秀
⚠️カラーはブラックのみ
⚠️出荷まで約2~3週間かかる
Legion Tower 5i Gen 8の比較
「Legion Tower 5i Gen 8」には現在以下の3種類があります。
製品名 | intelカスタマイズモデル | Core i7搭載モデル | AMDカスタマイズモデル |
イメージ | |||
OS | Windows11 Home | Windows11 Home | Windows11 Home |
CPU | Core i5-14400F Core i7-14700KF Core i9-14900F |
Core i7-14700KF | Ryzen 5-7600 Ryzen 7-7700 Ryzen 9-7900 |
GPU | RTX 4060 RTX 4060 Ti RTX 4070 SUPER |
RTX 4060 | RTX 4060 RTX 4060 Ti RTX 4070 SUPER |
メモリ | 16GB 32GB |
16GB | 16GB 32GB |
ストレージ | 512GB 1TB |
1TB | 512GB 1TB |
価格 | 160,490円(税込) | 179,850円(税込) | 155,210円(税込) |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
おすすめは「intelカスタマイズモデル」です。
「Core i7搭載モデル」と同等の構成では、カスタマイズモデルの方が安くなります。
また、「AMDカスタマイズモデル」も非常に安いです。
どちらかといえば「intelカスタマイズモデル」の方がコスパが高くおすすめ。
カスタマイズモデルはいずれも、予算を抑えられるモデルとなっています。
Legion Tower 5i Gen 8の特徴
「Legion Tower 5i Gen 8」はコスパに優れている上、魅力的なデザインが特徴のゲーミングPCとなっています。
初心者からヘビーゲーマーまで満足できる、フルHD向けの売れ筋スペックです。
高いコストパフォーマンス
最新スペックのゲーミングPCが15万円台からと非常にコスパが高くなっています。
とりあえず買っておけば快適にゲームができるため、初心者にも向いているモデルです。
さらに特徴的なのが、カスタマイズをしても予算を抑えられる点。
「Core i7-14700KF」×「RTX 4070 SUPER」×「電源850W」でRGB仕様にしても驚愕の24万円台です。
コスパ重視の方には間違いないゲーミングPCと言えるでしょう。
かっこいいと評判のデザイン
初のゲーミングパソコンです。ドスパラやHPやASUSなど競合との比較をかなりしましたが、コスパが一番よかったです。また最も好きなのがデザインです。かなりの高級感があり、LEDの光り方がとても美しい。これぞゲーミングといった感じです。
引用:Lenovo公式ページレビューより抜粋
高級感のあるブラックのケースで見た目にも満足できるPC。
華やかなRGBの魅せるデザインでさらにかっこよくなります。
デザイン性に優れ、特にゲーミング感のある見た目が好きな方にはおすすめです。
ケースデザイン
人気のガラスパネルを使用したケース。
高級感のあるブラック&ダークグレーでかっこいいです。
大きめのロゴはライティングOFFではそこまで目立ちません。
LEDのオンオフは背面スイッチで簡単に切り替えできます。
光らせると雰囲気が一転。
色鮮やかでさらにかっこよくなります。
適度なスモークのガラスにより落ち着いた雰囲気でおしゃれです。
フロントはハニカム構造のメッシュパネルです。
光が見える形状でライティング時もおしゃれ。
ガラスのサイドパネルはネジで取り外せるタイプ。
前方のプレートにより冷却効果が高まり、配線は見えなくなっています。
天面には排熱性能の高いスリットと便利な小物スペースを確保。
前方にあるインターフェースは下記の通りです。
- USB3.2 Gen1×2
- ヘッドホン端子
- マイク端子
- 電源ボタン
背面インターフェースは、
- LEDスイッチ
- USB3.2 Gen1×2
- USB2.0 ×4
- USB3.2 Gen2 Type-C×1
- オーディオ端子類
- LANポート
となっています。
背面はシンプルでチープさはありません。
ケース底面には電源の冷却効率を高めるスリットがあります。
取り外し可能なフィルター付きです。
ネジ止めされています。
Legion Tower 5i Gen 8の拡張性
サイズ
Legion Tower 5i Gen 8 | 205×397×高さ426mm(突起部含む) |
---|---|
ティッシュ箱 | 110×238×高さ62mm |
他のミニタワー型のPCと比較すると、スリムでコンパクトです。
ある程度スペースは必要ですが、デスクにも置きやすいサイズになっています。
デスク周りをすっきりさせたい方向けの大きさです。
その分パーツの拡張にはやや制限がかかります。
メモリ増設
メモリ容量(標準) | 16GB(8GB×2) |
---|---|
メモリ容量(最大) | 128GB |
仕様 | DDR5-5600 SDRAM UDIMM |
メモリスロット数 | 4(空き2) |
メモリスロット数は全部で4つ。
内2つは使用済み、空きスロットが2つとなっています。
カスタマイズでは32GBまでですが、増設したい場合も安心です。
SSD/HDD増設
PCIe x16 | 1(空き0) |
---|---|
PCIe x1 | 0(空き0) |
M.2 2230(WLANカード用) | 1(空き0) |
M.2 2280/2242(PCIe SSD用) | 2(空き1) |
5.25型 拡張ストレージベイ | 0(空き0) |
3.5型 拡張ストレージベイ | 2(空き2) |
M.2 SSDはあと1つ増設できます。
HDDやSATA SSDは最大であと2つ増設可能。
少なめですが、ゲーミング用途では十分です。
グラボ交換・増設
グラフィックボードは交換可能。
全長は約333mmまでとなります。
干渉するフロントケースファンがある場合は、約308mmまで。
Legion Tower 5i Gen 8のゲーム性能
FF14ベンチマーク結果や、軽量~重量級ゲームをプレイした平均fpsを紹介します。
「Legion Tower 5i Gen 8」では3つのモードを選択可能です。
今回はパフォーマンスモードで計測しました。
計測機のスペック | |
---|---|
CPU | Core i7 13700F |
GPU | RTX 3060Ti GB |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB |
FF14ベンチマーク
フルHD 最高品質 | フルHD 標準品質 |
平均127.9fps | 平均184.8fps |
定番のFF14でのベンチマーク結果です。
フルHD最高品質でスコアは約18,000点。
平均127.9fpsで「非常に快適」となりました。
VALORANT(軽量級ゲーム)
フルHD 最高設定 | フルHD 低設定 |
平均531fps | 平均842fps |
VALORANTでは最高設定でも500fps以上。
軽いゲームは余裕で遊ぶことができます。
Apex Legends(中量級ゲーム)
フルHD 高設定 | フルHD 低設定 |
平均165fps | 平均372fps |
APEXでは高設定で144fps以上で快適です。
高いフレームレートでプレイすることができます。
フォートナイト(中量級ゲーム)
フルHD 最高設定 | フルHD 低設定 |
平均167fps | 平均372fps |
フォートナイトも最高設定で144fps以上。
中量級ゲームは高設定で快適にプレイできます。
サイバーパンク2077(重量級ゲーム)
フルHD ウルトラ品質 | フルHD 低品質 |
平均102fps | 平均120fps |
サイバーパンクでは平均102fps。
重量級ゲームでも快適にプレイ可能です。
Legion Tower 5i Gen 8のクリエイティブ性能
Legion Tower 5i Gen 8について下記の5項目の性能を紹介します。
- ゲーム配信
- Vtuber
- 動画編集
- 3DCG制作
- AI画像生成
ゲーム配信
基本構成の「Core i5-14400F」×「RTX 4060」では、フルHDの中~高画質で快適に録画配信できます。
最高画質を狙う場合は「Core i7-14700K」以上を選択しましょう。
「Core i9-14900F」×「RTX 4070SUPER」の構成では、2K(1440p)での安定した配信が可能になります。
重めのゲームを配信する場合は、メモリを「32GB」にしておくと安心です。
Vtuber
アバターを動かしながらの雑談やASMRであれば、初期構成でOK。
ゲームをする場合は、「RTX 4060Ti」以上を搭載しましょう。
メモリを「32GB」、CPUを「Core i7-14700KF」にしておくとさらに快適です。
動画編集
フルHDの動画編集を快適に行うことができます。
4K動画編集をしたい場合は、用途に合わせてカスタマイズしましょう。
複雑な4K動画編集では注意が必要です。
グラボは「RTX 4070 SUPER」、メモリは「32GB」までカスタマイズ可能となっています。
ある程度は対応可能ですが、高度な作業には向いていません。
3DCG制作
初期構成でもローポリゴンや簡単なアニメーションができます。
ハイポリゴンや複雑なアニメーションの制作では、「Core i7-14700KF」「メモリ32GB」を選ぶと快適。
カスタマイズに制限があるため、高度な作業は厳しいです。
AI画像生成
「RTX 4070SUPER」では、拡張機能を使った画像の早い生成ができます。
「RTX 4060」と「RTX 4060Ti」はVRAM 8GBとなっているため、快適とはいえません。
ゆっくりと簡単な画像生成ができます。
Legion Tower 5i Gen 8のその他のパフォーマンス
FF14ベンチマーク中のパーツ温度や静音性、消費電力を紹介します。
構成は標準の空冷式CPUクーラー、背面ファン×1です。
「Legion Tower 5i Gen 8」で選択できるモードのうちパフォーマンスモードで計測しました。
パーツ温度
ゲーム中のCPU温度は平均65.5℃、GPU温度は平均72.2℃。
標準の構成でも問題ない温度です。安心して使用できます。
静音性
騒音計を使用した結果です。
アイドル時は34.7dB、ゲーム時は45.4dBとなりました。
音を気にせずプレイに没頭できます。
フロントがメッシュ構造なので、前面ファンを追加するともう少し音は大きくなるでしょう。
消費電力
アイドル時は41W、ゲーム時は366Wでした。
今回の構成では、標準の500W電源でも十分になっています。
とはいえ、850W電源へカスタマイズは「0円」です。
「Core i7-14700K」「Core i9-14900F」を選択していると、電源のカスタマイズに表示されます。
忘れずに変更しておきましょう。
Legion Tower 5i Gen 8の口コミ
Legion Tower 5 Gen 8買ったけど、とても良い。安い買い物だったな
— 飯ア🍊RGS (@RGS_meshiA) May 23, 2024
コレ、ファンの個数とか電源とかカスタマイズで変えれたら一番やのになぁ。レビューにもあったけどRTX4070での推奨電源以下の500Wってのが怖すぎる
『Lenovo Legion Tower 5 Gen 8 – グレー
製品番号: 90UY0081JM
限定価格:¥199,870 税込・送料無料https://t.co/nWMkLrp3da』— 清実おれんじ (@tPoEGG) April 11, 2024
Lenovoのコスパ良すぎるから、Legion Tower 5i Gen 8をカスタマイズでi7-14700KFにして、空冷、電源だけ変えれば17万円代(生協レッツノートより安い)
自作やめるcar
— waony(わおにー) (@tech_waony) July 1, 2024
Legion Tower 5i Gen 8レビューまとめ
✅PCIe4.0のSSDでロードが速い
✅最新規格のDDR5メモリで高速
✅RGBライティング対応でかっこいい
✅コストパフォーマンスが高い
✅カスタマイズ時もコスパが優秀
⚠️カラーはブラックのみ
⚠️出荷まで約2~3週間かかる
「Legion Tower 5i Gen 8」はコスパに優れている上、魅力的なデザインが特徴のゲーミングPCです。
弱みが少なく初心者からヘビーゲーマーまで満足できるモデルとなっています。
- フルHDでゲームを快適に楽しみたい
- 予算を抑えたい
- おしゃれなゲーミング環境を作りたい
といった方におすすめです。
ぜひ参考にして、ゲーミングライフを満喫してください。
以上最後までありがとうございました。