BTOメーカー10社から、最新のゲーミングPCの相場を調査。
各メーカーの売れ筋モデルの相場は、現在「305,600円」です。
CPUとGPUの組み合わせごとの相場価格や推移についても紹介しています。
ぜひ参考にして、ゲーミングライフを満喫してください。
ドスパラ、パソコン工房、マウスコンピューター、フロンティア、ストーム、ツクモ、サイコム、セブン、MDL.make、マイニングベース
ゲーミングPCの価格相場はどれくらい?
ゲーミングPCの価格は、メーカーやパーツ構成、サポート内容などによって決まります。
現在はハイスペックな新モデルの登場、従来モデルの在庫切れにより相場価格が高騰。
各メーカーの売れ筋モデルの相場は、現在「305,600円」です。
多くの人が使用しているゲーミングPCは、15万円~30万円となっています。
用途によって求められるゲーミングPCが違うため、価格の幅は広いです。
一般的な価格帯ごとの性能目安は、次の通りになっています。
価格帯 | 画質目安 | 解像度目安 | FPS目安 | 搭載グラボ |
![]() |
フルHD:低~高画質 | フルHD | 60~144 fps | RTX 3050 RTX 4060 |
初心者~ライトゲーマー向けの低スペックモデル。 ある程度のゲームは遊べます。 最新のゲームをプレイするには不十分なことも。 |
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![]() 15~20万円 |
フルHD:低~最高画質 | フルHD | 60~240 fps | RTX 4060 RTX 5060Ti |
ライト~ミドルゲーマー向けのミドルスペック。 フルHD解像度でほとんどのゲームが遊べます。 設定には妥協が必要な場合があります。 |
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![]() 20~25万円 |
フルHD:最高画質 WQHD:低~高画質 |
フルHD WQHD |
120~240 fps | RTX 5060Ti |
ミドルゲーマー向けのミドルハイスペック。 フルHD最高設定でも高いパフォーマンスが出ます。 WQHDでのプレイも可能。 |
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![]() 25~35万円 |
WQHD:高~最高画質 4K:低~中画質 |
WQHD 4K |
60~144 fps | RTX 5070 |
ミドル~ヘビーゲーマー向けハイエンドモデル。 WQHDも快適。4K解像度でもプレイできます。 最新ゲームではより高性能なモデルが必要になることも。 |
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![]() 35万円以上 |
4K:高~最高画質 | 4K | 60 fps~ | RTX 5070 Ti RTX 5080 RTX 5090 |
ヘビーゲーマー向けの最上級モデル。 最高の性能により、どんなゲームも一切妥協しない設定で高いパフォーマンスを発揮します。 |
CPUとGPUの組み合わせごとの価格相場
売れ筋のゲーミングPC価格相場をCPU・GPUの組み合わせごとに紹介します。
相場より高いモデルは、パーツ構成やサポート内容をよく確認しましょう。
極端に安いモデルは、販売元の信頼性やオプション、その他パーツ構成など注意が必要です。
また現在は在庫切れモデルが多いため、かなり構成を絞って紹介します。
購入の目安としてご参考ください。
GPU/CPU | Ryzen 5-4500 | Ryzen 7-5700X | Core i5-14400F | Core i7-14700F | Ryzen 7-9700X | Ryzen 7-7800X3D | Ryzen 7-9800X3D |
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RTX 4060 | 123,200円 | 161,000円 | 169,000円 | ||||
RTX 5060 Ti (8GB) | 185,300円 | 197,400円 | |||||
RTX 5060 Ti (16GB) | 250,900円 | 295,000円 | |||||
RTX 5070 | 296,600円 | 324,800円 | 321,700円 | 347,500円 | |||
RTX 5070 Ti | 390,300円 | 379,300円 | 415,700円 | ||||
RTX 5080 | 484,300円 |
各メーカーのゲーミングPC平均価格
BTOメーカー10社の主なゲーミングPCの平均価格を比較しました。
平均価格が低いほど、単純に安いゲーミングPCを取り揃えています。※5月時点のデータ。在庫切れ多数のため参考程度に。
メーカー名 | 平均価格 |
ドスパラ | 246,480円 |
パソコン工房 | 260,460円 |
MDL.make | 270,164円 |
STORM(ストーム) | 291,200円 |
マイニングベース | 301,542円 |
Sycom(サイコム) | 327,703円 |
TSUKUMO(ツクモ) | 329,550円 |
SEVEN(セブン) | 336,471円 |
FRONTIER(フロンティア) | 341,467円 |
マウスコンピューター | 351,164円 |
ゲーミングPCはメーカーのブランドやスペック構成、サポート内容によっても価格は変わります。
例えば、高スペックのモデルを中心としたメーカーでは、全体的に価格が高いです。
そのため、平均価格が安いからといって「良いメーカー」とも言えません。
またセールやクーポンの価格を考慮すると、メーカーによってはもっと安くなります。
ゲーミングPCの価格推移
ゲーミングPCの価格は上がり続けています。
半導体不足や円安、CPUやグラフィックボードの高性能化などにより、今後も上昇するでしょう。
4月はRTX 40シリーズの在庫がわずかに増加しました。
しかし市場全体の供給は依然として限られており、新型グラフィックボード搭載モデルが中心で、相場価格が非常に高かったです。
5月は新型グラフィックボードを搭載したモデルの価格も落ち着いてきました。
ほとんどのメーカーで値下げがありましたが、まだまだ高いなという印象です。
ゲーミングPCはいくらが妥当?
ライトゲーマー向け【10~15万円】
軽めのゲームだけであれば、「Ryzen 5-4500」×「RTX 4060」といった構成のゲーミングPCで十分でしょう。
価格としては、10~15万円となっています。
- 軽めのゲームしか遊ばない
- フレームレートにこだわりがない
- フルHDでプレイできれば十分
といったライトゲーマーには、10~15万円のゲーミングPCがピッタリです。
ミドルゲーマー【15~25万円】
FPSやオープンワールドといった、中~重量級ゲームも遊びたいなら、「Core i5」や「Ryzen 7」などのCPUと、「RTX 4060」や「RTX 5060 Ti」といったグラフィックボードを搭載したモデルが向いています。
価格としては、15~25万円となっています。
- 幅広いゲームを遊びたい
- フレームレートもある程度こだわりたい
- フルHDでプレイできれば十分
といったミドルゲーマーには、15~25万円のゲーミングPCが妥当です。
ヘビーゲーマー【25万円~】
高解像度や高いパフォーマンスを発揮したいのなら、より高性能なパーツが必要です。
「RTX 5070」を搭載したモデルは、相場価格25~35万円。
「RTX 5070 Ti」以上のゲーミングPCは、35万円~となっています。
- 高設定の美しい映像でプレイしたい
- フレームレートにこだわりたい
- WQHDや4Kの高解像度で遊びたい
といったヘビーゲーマーには、25万円以上のゲーミングPCが必要です。
ゲーミングPCをお得に買う方法
手っ取り早くお得に買いたいのであれば、セールを利用するのが良いでしょう。
ゲーミングPCは、定期的にセールをやっています。
数千円~数万円の割引になるためお買い得です。
特に「FRONTIER(フロンティア)」のセール品は、コスパが高くおすすめ。
また、とにかく予算を抑えたい方は安いメーカーから探しましょう。
価格が比較的安いのは下記のメーカーとなっています。
- マウスコンピューター
- FRONTIER(フロンティア)
- パソコン工房
- TSUKUMO(ツクモ)
- MDL.make
セールや価格帯によっても違いがありますが、いずれも安定して安いメーカーです。
下記の記事では、安いゲーミングPCをまとめているので参考にしてください。
その他の安く買う方法や注意点については、下記の記事で紹介しています。
ゲーミングPCの購入には危険も潜んでいるため、特に初心者の方は確認しておきましょう。
おすすめのゲーミングPC
「Ryzen 7-9800X3D」×「RTX 4070 SUPER」のハイスペック構成モデル。
「RTX 4070 SUPER」は、フルHDやWQHD解像度で高画質×高フレームレートを安定して狙える性能です。
4Kでも大抵のゲームは快適にプレイ可能となっています。
Ryzen 7-9800X3Dとのバランスも良く、高いパフォーマンスを発揮。
他社製品と比較してもコスパが高く、ユーザーの満足度も高いモデルです。
「Core i7-14700F」×「RTX 4060 Ti」のミドルハイクラス構成モデル。
ゲームはもちろん、配信や動画編集、AI画像生成などのクリエイティブ用途も快適です。
- 3年保証
- 24時間365日サポート
- 36回まで分割手数料0円
などがあり、サポートも充実した安心のモデルとなっています。
36回まで分割手数料0円!
Ryzen 7-5700Xを搭載した、コストパフォーマンスが高いモデル。
RTX 4060TiはフルHDで重いゲームもプレイできます。
高画質×高フレームレートを安定して狙える性能です。
サポートも充実した、予算を抑えたい方におすすめのゲーミングPCになっています。
36回まで分割手数料0円!
「Ryzen 7-7840HS」×「RTX 4060 Laptop」のミドルクラス構成ゲーミングノートPC。
非常に高いコスパと個性的なデザインで人気のモデルです。
お手頃な価格でサポートも充実しているため、初心者にもおすすめのゲーミングノートPCとなっています。
36回まで分割手数料0円!
コスパ重視のおすすめゲーミングPC
とにかく安いゲーミングPCが欲しい方には、下記の記事で紹介しているモデルがおすすめ。
「安いゲーミングPC」を厳選して紹介しているため、現在の最安クラスのモデルを確認できます。
ぜひ参考にして、購入後に「もっと安いのあったじゃん…」と後悔しないようにしてください。
まとめ
各メーカーの売れ筋モデルの相場は、現在「305,600円」です。
ゲーミングPCの価格は上がり続けています。
半導体不足や円安、CPUやグラフィックボードの高性能化などにより、今後も上昇する見込みです。
また、ゲーミングPCを手っ取り早くお得に買いたいのであれば、セールを利用するのが良いでしょう。
特に「FRONTIER(フロンティア)」のセール品は、コスパが高くおすすめです。
ぜひ参考にして、ゲーミングライフを満喫してください。
以上最後までありがとうございました。