テトリスには様々なテクニックが存在します。
上級者になるためには技術を身に付けることは必須です。
しかし難しいことができなくても、1位になることは可能。
- テト1を獲ってみたい!
- Tスピンなんてできない…
- なかなか上位に残れない…
という初心者でも、コツをつかめば安定して上位に残ることも簡単です。
イベントのテーマもサクッと獲得できます。
今回紹介するのは、テトリス99で初心者が1位になるコツ。
あなたも99人の頂点に立つ気分を味わってみませんか?
初心者が勝つために必要なこと
1位になるために必要なのは、
②平らに積む
③4段消し
④穴を塞がない
⑤速さへの対応
この5つだけです。
そんなに難しそうじゃないですよね。
少しの意識と練習でできることだと思います。
実際テトリスをほとんどやったことのない僕でもできました。
多分いろいろ調べた方は、
「Tスピン」や「4列REN」といったテクニックを学んだかもしれません。
もちろん使える技術は多いほど勝率は上がります。
ですが、難しいテクニックなしでも1位になることはできるのです。
「俺はテトリス上手くなりたいんだ!!」
という方はしっかりと技術を身に付けてください。
「いやいや、とりあえずテト1の取り方を知りたいんだ。」
という方は必要なことだけ覚えることをオススメします。
小手先のテクニックを1つ身に付けるだけでも大変で、時間がもったいないからです。
1位を取る練習を効率的にしていきましょう。
カウンターを選ぶ
はじめに、攻撃方法でカウンターを選びます。
なにそれ?という方も、とりあえず1度選んでおけばOKです。
右スティックで下を入力すると選べます。
カウンター
カウンターにする理由は、複数から狙われている時にその全員に攻撃できるからです。
テトリス99では、狙われている数が多いほど攻撃力が高くなります。
カウンターだとさらにパワーアップ。
それを利用して、多くから狙われている時に高い火力で敵を倒していきます。
ピンチを大チャンスに変える攻撃方法です。
持っているバッジ数によって攻撃力アップ。
最大で2倍の火力になる、後半戦を生き残るために重要なアイテムです。
バッジ数 | 攻撃力 |
2個 | 1.25倍 |
6個 | 1.5倍 |
14個 | 1.75倍 |
30個 | 2.0倍 |
さらに、倒した相手が持っていた数のバッジを奪い取れます。
他の戦略
テトリス99には4つ攻撃方法があります。
いつでも右スティックで変更可能です。
戦略名 | 説明 |
とどめうち | ピンチな相手を狙う戦法。 「K.O.バッジ」を入手しやすい。 「バッジねらい」の敵に狙われやすくなる。 |
バッジねらい | バッジを多く持っている相手を狙う戦法。 「K.O.バッジ」の大量ゲットに期待できる。 相手のカウンターをうけるリスクがある。 |
カウンター | 自分を狙っている相手に攻撃を仕掛ける戦法。 複数にねらわれると、その全員に攻撃できる。 |
ランダム | 対戦相手をランダムで攻撃する戦法。 相手のカウンターを受けにくい。 「K.O.バッジ」を入手しづらい。 |
とどめうちはゲームオーバーになりそうな人を狙う攻撃方法。
なのでもちろん敵を倒しやすいです。
ですが倒されやすくもなってしまいます。
なぜなら、他の人と同じ敵を狙ってしまうことが多くなってしまうからです。
複数から狙われている人は攻撃力が上がっています。
そのため、返り討ちにあってしまうリスクがあるのです。
もし相手がカウンターを選択していた場合はかなり危険。
テトリス99では、攻めるより守る意識の戦い方をすることが勝利のコツです。
「バッジ狙い」も返り討ちのリスクが大きく、「ランダム」ではバッジの入手が難しいです。
作戦やターゲットを変える余裕があれば、
基本は「とどめうち」
⇒危ない時は「ターゲット変更」や「カウンター」
と対応することで生き残りやすくなります。
平らに積む
次は基本となる組み方。
なるべく平らになるように積んでいきます。
平積みのコツは下記の3つ。
②でこぼこは少なくする
③3段空きを作らない
あとでお伝えする「4段消し」をしていくために端は1列空けて積みます。
ホールド
「こんなブロック置きたくねえよ!」
というときに使えるのが「ホールド」です。
Lボタンでブロック1種類を保留できます。
「置かない」という選択が可能になるわけです。
保留してあるものはまた呼び出せるため、常にブロックを2択で組めます。
置く場所に困ったときや、あとで使いたいものを温存するときに使いましょう。
便利ですが、1度使うと設置するまで使えなくなる点には注意。
ex.いきなりSミノ嫌ですよね……。
初手が悪いときもホールドで回避。
ブロックが完全に落下するまでは移動可能です。
画像のように地面に着いているようでも、カチッと滑り込ませることができます。
初心者の場合、落ちてくるブロックの処理に集中してしまうことがあります。
僕もなかなかホールドを使えませんでした。
そして、いざ使ってみると
- 何をホールドしているか忘れる
- 同じブロックを交換してテンパる
などの課題がでてきました。
たくさん使う!と意識して、経験を積むことがポイントです。
積極的に使い、平らな地形を維持しましょう。
でこぼこ
でこぼこが多いと平らに修正するのが大変です。
なるべく作らないように気を付けましょう。
「ブロックを横向き」に置くのがコツです。
縦にすると平地になりにくくなります。
とはいえ、どうしてもでこぼこになってしまうこともありますよね。
どこかを高く積まざるを得ない状況の時は、端を高くしましょう。
穴の方へ下がっていく地形にすると、整地しやすくなります。
例えば、左端をあけている場合は右端を高く積んでいく。
また、でこぼこ解消にはTミノを使うのがおすすめです。
階段状になってきたときにも活躍します。
3段空き
3段空きを埋めるには、水色のIミノを使うしかありません。
Iミノは次に伝える4段消しに必要です。
厄介な3段空きは作らないよう、要注意。
置きミスを減らす裏ワザ
操作をよく間違えてしまう人はコントローラーを変えましょう。
変えるだけで別ゲーになります。
「プロコン」を使っている人は「Joy-Con」にするとかなり操作性があがります。
Joy-Conは十字キーがそれぞれ離れているため、構造的にミスをしづらいです。
さらにもっとオススメなのが、「PS4のコントローラー」。
変換アダプタを使えばswitchでも使えます。
上位プレイヤーも使用していて、操作性バツグンです。
4段消し(Tetris)
攻撃は、「Tetris(テトリス)」と呼ばれる4段消しを狙っていきます。
やり方はIミノを、縦に突っ込むだけ。
もちろん4段消える状況が必要です。
そのため端1列を空けて積みましょう。
防御でも使えますが、どんどん撃ってOKです。
火力について
4段消しはお手軽で強いです。
- 攻撃力が高い
- Iミノでしかできない
- 難しい技術がいらない
といった特徴があります。
消し方 | 攻撃力 |
1段消し | 0 |
2段消し | 1 |
3段消し | 2 |
4段消し(Tetris) | 4 |
4段消しは破格の火力。
攻撃力分の段数を相手に送れます。
またテトリス99には「REN」というシステムがあります。
どんな消し方でも良いので、連続で消していくと火力アップ。
REN中はお邪魔ブロックのせり上がりを一旦ストップできます。
REN数 | 攻撃力アップ |
1~2REN | 1 |
3~4REN | 2 |
5~6REN | 3 |
7~9REN | 4 |
10REN~ | 5 |
さらに、連続でテトリスをすると+1ライン攻撃力アップします。
Back to Backといって、「テトリス」や「Tスピン」という消し方を連続すると、
火力ボーナスが入る仕様です。
4段消しを繰り返すことが相手を倒すコツ。
より高火力を出すには、
- 4段消し(Tetris)を連続させる
- 前後にラインを連続で消す
といったことを意識します。
できればやりましょう。
「すぐに4段消しができるようにしておこう!」と
Iミノをずっとホールドに固定しないように注意。
実質ホールド無しになってしまいます。
テトリスのブロックは7種類。
落ちてくる順番には法則があります。
7種類を1セットとして、ランダム順で各1回ずつ落ちてきます。
1巡すると、次へのセットへ移行。
下の表は21個目まで落ちてくる順番の例です。
1セット目 | 2セット目 | 3セット目 | |||
1 | ![]() | 8 | ![]() | 15 | ![]() |
2 | ![]() | 9 | ![]() | 16 | ![]() |
3 | ![]() | 10 | ![]() | 17 | ![]() |
4 | ![]() | 11 | ![]() | 18 | ![]() |
5 | ![]() | 12 | ![]() | 19 | ![]() |
6 | ![]() | 13 | ![]() | 20 | ![]() |
7 | ![]() | 14 | ![]() | 21 | ![]() |
つまり同じブロックは、
1~13個あとに「100%」落ちてくるのです。
「そのうち来る」という気持ちで、
ホールドは積極的に使っていきましょう。
- T-Spin
- 4列REN
- 開幕テンプレ
テト1になる確率がアップするスキルはたくさんあります。
ですが必須ではないので、練習しなくてOK。
「難しい!無理だ!やめよう!」と
テト1を取る前に挫折してしまうリスクがあります。
とはいえ、新しいテクニックを身に付けることを楽しく感じる人も多く、遊びの幅も広がります。
穴を塞がない
次は防御のお話。
倒されにくくするコツです。
穴の上にブロックを積み上げないように注意しましょう。
相手から攻撃を受けると、下からお邪魔ブロックが上がってきます。
- ブロックを消すと相手にお邪魔ブロックを送ることができる
- お邪魔ブロックはランダムに 1 か所欠けた段として上がってくる
いつの間にか倒されてしまうのは、このお邪魔ブロックが次々に上がってくるからです。
「穴」を意識していないと、いくら消してもお邪魔ブロックにたどり着きません。
ラインの高いまま戦うことになります。
例えば下の画像。
意識せずこのまま横に置くと、穴がさらに塞がります。
2列消しても穴までたどり着きませんよね。
Sミノを縦置きしていれば、Iミノ
で穴を塞いでいるブロックを全て消せました。
さらにNEXTもIミノなので、4段消しでお邪魔が全て消えて攻撃もできます。
穴を塞いでいくような置き方をしていると、敵のしょぼい攻撃でもピンチになってしまうため注意です。
お邪魔の消し方
倒されないコツは、お邪魔を早めに消すことです。
できないと勝手にやられてしまいます。
逆に、「粘っていたら、いつのまにか1位になっていた」
ということも多いです。
長く生き残った分、テト1に近づきます。
穴の上を塞がないことを意識して、できるだけ早くお邪魔を消しましょう。
↓NGパターン↓
↓OKパターン↓
ダメな置き方の判断は難しいです。
ついやってしまってから、「やっちまった!」
と後悔することも多いと思います。
ですが、試合後でも良いので次は気を付けようと反省しましょう。
少しずつ悪い置き方を減らしていくことで、テト1が近づいてきます。
わかっていても、試合中だとできなくなってしまうこともあります。
経験が大切なので、たくさん挑戦してみてください。
次の置き方は、一瞬穴が塞がります。
ですが1ライン消えるため、結果的に穴は塞がりません。
ついLミノを縦に突っ込みたくなりますが、置くなら横置きです。
似ている例をもうひとつ。
下の画像は横置きで1ライン消してもOKです。
ですが縦に置くと、2段消えます。お邪魔も減らせるのでおトクです。
次のブロックで解消するパターンもあります。
おまけにもうひとつ。
NEXTやホールドを活用する必要があるため、覚えなくてもOKです。
知っておくと役立ちますが、
- 穴の上に積み上げない
- お邪魔は早く消す
という意識があれば十分です。
速さへの対応
残り10人くらいになると落下スピードがかなり速くなります。
速さへ対応するには、
- AボタンやBボタンでクルクルする
- 左右にカサカサする
- ホールドを使う
といったことをすると、積む時間を稼げます。
クルクル、カサカサしてどうしようもなかったらホールドという流れです。
対策を知っているからといって、すぐに対応はできません。
ここが初心者には一番難関かと思います。
動画で慣れるのが手軽ですね。
実際に経験を積むには、
- 上位に残る
- マラソンモードで練習する
これしかありません。
しかし、10人を切るところまで来たらテト1まであと少し。
上位入賞をたくさんして、1位を勝ち取りましょう。
試合の流れ
- カウンターを選ぶ
- 平らに積む
- 4段消し
- 穴を塞がない
- 速さへの対応
ここまで以上5つの紹介をしました。
これらを踏まえて、まとめとして1位になる試合の流れを説明します。
ゲーム開始後はカウンターを選ぶ。
平らに積んでいく。
4段消しを狙う。
攻撃を受けたら、穴を塞がないようにしてお邪魔ブロックを消す。
落下スピードが速くなるので、時間を稼ぎながら積む。 前半同様、穴を塞がないように気を付ける。 お邪魔がない時は、平積みして4段消しを狙う。
自分に足りないところを意識しながら練習していきましょう。
すぐに1位になれるわけではありませんが、少しずつ順位を上げていきテト1を目指しましょう。
ぜひ参考にしてみてください。 以上最後までありがとうございました。